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試し読み · 第3章より

第二の脳をつくったら、世話が増えた

『第二の脳はいらないかもね』より · nbai 著

第3章の途中から、一部を抜粋しています。

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第二の脳をつくると、第二の脳を育てる仕事が始まる。

フォルダを整える。 タグを統一する。 重複したメモをまとめる。 リンクをつなぐ。 古い情報を見直す。

第二の脳にも、世話が必要である。

観葉植物なら、水をやればいい。

第二の脳は、ときどき分類方針まで聞いてくる。

水だけでは育たない。

立派な第二の脳にしようとすると、記録する前に考えることが増える。

それを、私のポンコツな第一の脳で考えなければならない。

これは、どこへ入れるのか。

何という名前にするのか。

どのタグをつけるのか。

前にも同じことを書いていないか。

書いている。

だいたい書いている。

でも、どこに書いたのか、わからない。

検索する。

見つからない。

もう一度書く。

重複した。

第二の脳を整理するために、第一の脳が働き始める。

頭を軽くするためにつくったはずなのに、頭で管理している。

脳が二つになったので、管理する脳も必要になる。

第三の脳の登場である(笑)。

第三の脳は、第一の脳と第二の脳を見守る。

週に一度、両者を見直す。

月に一度、分類方針を見直す。

年に一度、使わなくなったアプリからデータを移す。

忙しい。

頭を休ませるはずが、脳の会議が増えている。

第一の脳。 第二の脳。 第三の脳。

議題は、脳の運用について。

終了時刻は未定である。

第二の脳はいらないかもね

aDaD Press · nbai

続きは、本で。

第二の脳をつくったら、世話が増えた。頭の外へ置いて、少し軽くなるための小さな冊子です。

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